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子ザルが逆さ吊りでバナナを取る

2024年03月21日 09:41

ある日、お家で退屈してしまったお猿さん。お母さんから「外へ行って、何か食べ物を拾ってきてね」というお仕事が与えられました。
子ザルが逆さ吊りでバナナを取る

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ある日、お家で退屈してしまったお猿さん。お母さんから「外へ行って、何か食べ物を拾ってきてね」とおつかいを頼まれました。そこで、お猿さんはぴょんぴょん跳ねながら、とても嬉しそうに外へ出かけました。歩いていると、バナナがたわわに実っているバナナの木を見つけ、ワクワクしながら木に登ってバナナをひとつもぎ取り、それをかじりながらまた先へ進みます。しばらくすると、今度はとうもろこし畑が目に入り、まだ食べかけのバナナをそっと置いて、とうもろこしを二つもいで持ち去りました。お猿さんは楽しげに鼻歌を歌いながらさらに歩き続けていると、ふと目の前に桃の木が現れ、ぱっと目を輝かせて、手に持っていたとうもろこしをポイッと投げ捨て、桃の木のところへ駆け寄って桃をもいで食べ始めました。

こうして、子ザルは歩きながら食べ、そして投げてばかりで、ついには太陽がもうすぐ沈みかけた頃になっても、手には何も残らず、お腹も満たされず、母さんから命じられた仕事も果たせませんでした。子ザルはがっかりしてうつむきながら帰り始めましたが、ちょうどそのとき、ゾウの家を通りかかったところ、一籠まるごとのバナナを背負って帰ってきたゾウがいて、今まさに家族と一緒に夕食をとろうとしていました。子ザルはようやく悟りました。どんなことでも一心に取り組まなければ、うまくできないのだと。
家に帰った後、子ザルはお母さんに過ちを認め、これからは象さんを見習って、一心に物事に取り組み、お母さんが任せてくれた仕事を着実にこなして、よい子でいようと誓いました。

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